【2019/5/21】ピンチョスの写真を追加しました。
待ちに待った阪急オアシス 福島ふくまる通り57店が2019年5月15日にオープン。同時に、阪急オアシス・ホテル阪神が入る複合ビルとJR環状線高架下に挟まれたふくまる通りが通り開きとなりました。早速行ってきましたので、まずはふくまる通り沿いにオープンしたバル形式のお店をざっとレポートいたします。
福島区にあるプールの名前ではない
通りには「merca PASEO」と名付けられた看板があちこちにあります。PASEOはスペイン語で遊歩道の意味ですが、料理もスペインが中心となっています。明確な店名は無いようですが、パエリア/ピザ・パスタ/タパス・バー/グリルの4店にわかれています。
まずはグリル肉料理のお店。アンガスビーフ・ホエー豚・イベリコ豚・チキンの4種から選べます。お弁当にイベリコ豚は無いみたい(なんでだろ)。店前にはじっくりローストされている肉の塊があり、見るだけで食欲がそそられます。メインの写真はアンガスビーフロースト弁当880円(税別)なのですが、「乗せる量を間違えてません?」くらいサービスしてもらいました(オープン記念なのかな)。これがめっちゃくちゃうまい! 肉自体の味も良いのですが、表面がカリッ、中はジューシーの触感がたまりません。意外にツボったのが、自分でかけられるソースのブラバスソース。パプリカを使い香辛料でピリ辛にしあげたクリーミーなオレンジ色のソースなんですが、これが肉ともごはんともあう。是非とも食べてもらいたい一品です。他にも和風おろしソースもあり、こちらはもうご想像どおりのうまさ。アイオリソース・バルサミコスソースはこの時は見当たりませんでしたが、次回是非試してみたいですね。いやこれはもうリピート確定のうまさでした。
店の位置順が違いますが次はパエリアのお店。この時は海の幸・イベリコ豚と茄子・イカ墨・鶏肉と野菜のパエリアの4種がありました。値段はそれぞれ違います。パエリアは自分で作ろうとすると手間と材料費がかかりますし、かといって外食のパエリアも結構お高いし量が多すぎる。パエリアだけを手軽にリーズナブルな価格で食べられるのはかなりニーズがあるのではないでしょうか。
チョリソーが集合写真に遅れた人みたいに右上にありますが、撮り忘れたため
パエリア単独でも買えるのですが、弁当は+200円でゆで卵とポテサラ・チョリソー・野菜トマト煮が付くサービスっぷり。これもかなり美味い! 鶏肉もしっかり入ってますし、味もしっかりご飯に染みてます。少ししんなり気味だったので、ごはんに芯があるのが好みの人は意見がわかれそうです。チョリソーも実物はデカい。これ、チョリソーだけで200円くらいしそうなもんですがいいんでしょうか。超お得な一品でした。
あと2店はピザのお店とピンチョスのお店。ピザはその場で窯で焼いてもらえる仕組みのようで、出来立てが食べられます。これはぜひ次回に。
ポテサラとスモークサーディン/玉子とアンチョビ/生ハムコンビーフ風/チョリソー/クリームチーズとサーモン/チキンカツハニーマスタード
ピンチョスとは、スペイン方面でみられる食事で、串に刺した一口サイズの料理のこと。ピンチョス6品とドリンク(写真はサングリア)付きで980円(税別)。味は申し分なく美味しく、いろんな味が楽しめる点、単独で買うよりもお安くなっている点などは◎なのですが、このボリュームで1000円台はお財布的に厳しいかなぁと。もう一声!かもう一品!が欲しいところです。ごめんね辛口で。
これら購入したものはもちろん持ち帰りできますが、その場にあるテーブル席で食べることもできます。この辺りに勤めてる方のランチで困ることはなさそう。羨ましい限りです。
ということでざっと駆け抜けてのレポートでしたが、個人的にはもっと席数は多くかつドリンク系を多くしてもらえるとさらによいのではと思います。オアシスで買ってくりゃいいんですけどね。特に立ち飲みできるようなスペースは必須かも。とはいえ初日なのでこれからの動向がほんと楽しみです。さらなる発展を期待してまた寄りたいと思います。