フランス語で「金融」の意味を持つフィナンシェ。それがお菓子の名前に当てられたのは、金融街でこのお菓子が広まった、または形が金塊に似てるからとも言われています。日本でいうと「ごえんがあるよ」みたいなものでしょうか。
2021年8月10日に福島区福島2丁目にオープンしたちひろ菓子店焙煎所さんは、西区で有名なちひろ菓子店さんのネクストブランド店。フィナンシェはもちろん、コーヒーも楽しめるお店になるようです(現在はコロナの影響もありフィナンシェなどの販売のみ)。
フィナンシェは1つ300円~と、決してお安くはありません。今回買ってみたのは、プレーンのバター風味と、フランス産バターフィナンシェ、大人のびっくりマロン、ゴルゴンゾーラフィナンシェなど。昼頃の来店時にはもう売り切れていたのですが、新商品のサブレなどもあるようです。今流行のバスクチーズケーキもあるみたい。賞味期限は2週間ほどのようで、フィナンシェの種類によって若干ばらつきがありました。
青い箱は別売りで220円。6個まで入ります。デザインも青一色でスタイリッシュながらもかわいく、プレゼントやお持たせにいいですね。
西区で有名なお店ゆえ、すでに行列ができていました。店内も撮影しようと思ったのですが、混雑ぶりと店主があまりにもお忙しそうだったので控えておきました。また落ち着いてコーヒーも飲めるようになったら撮らせて頂きたいと思います。
フィナンシェですが、外はややサックリ中はしっとりで、一口でバターの香りが広がります。遅れてアーモンドの味わい。今まで食べた市販のフィナンシェは、中はカスカスか、じゅわっとスポンジのような感触かのどちらかでしたが、こちらのフィナンシェはその間のちょうどいい塩梅になっている気がしました。人気が高いのも頷けます。しかし1つ300円か…うむむ…。
贈り物としてはかなり良いと思いました。このお近くにはかさねカステラの日季さんもできたばかりのため、グルメスポットだけではないまた新しい一面の福島区が誕生しそうです。