去る2023年2月11日～13日、JR環状線福島駅周辺で大掛かりな線路工事が行われていました。これに伴い、なにわ筋の一部区間は通行止め。車両は当然ながら歩行者も迂回が必要になる大規模工事となっていました。
工事の細かいところは省きますが、新大阪から続く緑色の点線線路が廃止され、ピンク色の点線線路が新設。オレンジ色の点線線路は新旧ともに利用。この線路を切り替えるための工事です。詳しい解説は他のブログに任せた。
ピンク色の線（九条梅田線）は、2023年3月に開業予定の地下駅・大阪駅（通称 うめきた新駅）から地上に登ってくる線路。写真では線路が地下に潜っているのがわかります。ずいぶな勾配になっていて、貨物列車はそのままでは登れないんだそうです。
今回の工事の主たるところとして、この浄正橋踏切の掘り下げがありました。勾配の角度を緩やかにするために0.7mほど掘り下げられています。それにともなって周りの道路も下げられています。自転車で通る時に結構しんどかった坂が少し解消されて嬉しい。
福島駅周辺の工事の様子
踏切自体の掘り下げがあったため、歩行者も通れず迂回する必要がありました。数ヶ月から案内の看板も出てるし、当日は誘導員の方が大声で案内、工事をしている雰囲気を全体的に醸し出しているのに、ツカツカと前まで歩いてきて「え、通れないの？」みたいに驚いている人も居て、いったい何を見て歩いているんだ君はと思ってしまった。
福島駅周辺でこんなに工事がされているのは非常に珍しい光景です。あっちこっちで写真を撮ってる方がいました。
北南に伸びる道もこの通り封鎖。こんな封鎖があったのは、2019年に行われたG20サミット以来じゃないでしょうか。
西梅田一番踏切付近
福島区と梅田の境目にある西梅田一番踏切付近。踏切と線路の間にはバリケードが建てられていました。踏切が無くなったことでスムーズな交通が期待できます。
この子も撤去されてしまうのね。今までお疲れ様。
大型の工事であったことや、新線が誕生するということで注目を浴びていた工事。無事終わったようでなによりですが、大阪駅（うめきた新駅）は新線「なにわ筋線」に繋がるため、まだまだ福島区周辺の工事は続きます。
