大阪市福島区のローカルブログ「福島区在住」

海老江西幼稚園が令和10年4月で休園に

海老江8丁目にある大阪市立海老江西幼稚園が、令和10年(2028年)4月1日に休園となるようです。

大阪市のサイトでも休園のお知らせがあがっているのですが、「令和7年(2025年)10月に実施する新4歳児の園児募集の結果によっては、令和9年3月末までの運営とし、令和9年4月1日に休園いたします。」とのことです。理由としても同ページに「園児数の減少により集団活動をはじめとする教育環境の確保が難しいことなどから」と記載があります。

また、令和6年2月に発表されている「大阪市立海老江西幼稚園 運営に関する計画・自己評価(最終評価)」では、全園児が18名であり、「各学年単学級で少人数クラスのため、友達関係を広げる難しさがある」「園庭使用時間に制限があることや園舎内に空き部屋がなく本棚を置くスペースも限られ、就学前教育カリキュラムに沿った運動遊びや読書活動をどのように推進していくかが大きな課題である。」といった記載もあり、少人数ならではの難しさも読み取れます。

福島区の人口は2023年 81,975人だったのが、2024年では83,255人と1万人以上も増加(人口は毎年10月1日現在。大阪市オープンデータより)。それに伴い子どもの数も増えていると思われますが、それ以上に保育施設が増えているのも原因なように思います。令和7年2月時点での福島区内の保育施設は大阪市のページにも掲載されてますが、知らない名前のところも随分と増えました。これに加え、関西スーパー福島店・阪神百貨店野田配送センター跡地のタワーマンションにも保育施設ができることがわかっています。

保育施設の選択肢が増えるのは良いこと…だと思っていましたが、集団活動や教育の質なども考えると、園が増えすぎるのも少し考えものなのかなと思ってしまいました。うちの子どもが幼少の頃は待機児童が問題になっていましたが(運良く和光園に入れましたが)、今はどうなんでしょうね?

(情報提供ありがとうございました)

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