※日頃プライバシーを遵守しているこの当ブログですが、今回の台風の惨事を記録するために無配慮になっているところがありますことあらかじめご承知おきください。
2018年9月4日。日本に上陸した台風第21号は、私たちの想像を遥かに超える強暴なものでした。大阪管区気象台の報告によると、大阪府大阪市中央区の最大瞬間風速は47.4メートル(南南西、9月4日14時03分)を記録し、1961年の第二室戸台風を超えたと表現されています。
上陸前から非常に強い台風と注意喚起されていたため、前日の時点ですでに各鉄道会社は軒並み運転中止を発表。JRでは朝から一部運転を取りやめ、12時以降はほぼすべての路線が停止。正直この英断が無ければ、被害はさらに拡大していたのではと思います。ただし大阪メトロは地上を走る箇所以外は通常運転。私もこの日はなぜか出社していたため、地下鉄で帰ってこられることができました。
小学校などは教育委員会からの通達により、前日に休校が発表。さらに翌日には、学校内の窓ガラスが散乱していたため、休校になった学校もあるようです。
メインの写真は建築中のリバーガーデン福島。ネットがまるで引き裂かれたようになっています。他地域では足場が崩れたところもあったようですが、そのような事態にならなかったのは不幸中の幸い。
どこから飛んできたのか分からない窓が直撃。これが人に当たっていたらと思うと…。
木も簡単に根こそぎ倒れる
車も横転。
これは当日の夜。木が歩道側に全部傾いてます。
細い看板ですが、運よく南側が手前のため、風で倒されずに済んだようです。
台風発生から二日経った9月6日でも、なお停電が続いていました(関西電力HPより)
今回は南からの風が強く、建物の南方向に強く被害が出ている印象があります。また、建物自体が風で揺さぶられるなど、地震かと紛うほどの衝撃でした。福島区と言えば淀川の氾濫も気になるところですが、今回は淀川大橋の防潮扉が閉鎖されるなどの事態になっていました。
私の知人宅も9/8現在でもまだ停電・断水になっており、事態の収束には至っていません。ガラスの破片や木の枝などもあちこちで見かけます。十分に注意してお過ごしください。