あけましておめでとうございます。2019年もどうぞ福島区在住をよろしくお願いします。
さて今月号の広報誌ふくしまで気になった点は、福島区からはちょっと離れて、中之島で建築中の子供のための図書館「こどもの森 中之島」です。当初発表では2020年秋でしたが、3月に開館予定とずいぶん早くオープンとなるようです。
この建物は建築家の安藤忠雄氏が設計したものですが、イメージ写真を見る限りはわりと”まとも”な内部のように思います。なぜこんな皮肉な書き方をしているかというと、この傍にある近代建築の歴史的建造物「大阪市中央公会堂」の改装の際に、「アーバンエッグ」という建物の内部を卵状にくりぬくプランを作ったからです。中央公会堂は外観もさることながら、中の装飾・壁画や細部に至るまでも美しく、まさに遺産。それをぶっ壊すなんて何考えてるんだろう?と思ったものです。本当にこのプランが採用されなくて良かったです。
こどものための図書館というコンセプト自体は賛成ですが、公会堂のそういった経緯があるのでかなり疑心暗鬼。