2020年5月12日にオープンしたばかりの中華そばふじい野田阪神店。北港通りに面した好立地。以前は台湾ラーメン店でしたが、居ぬきで入られたようです。中華そばふじいさんとしてはこちらで3店舗目。
赤い看板が目を引くデザインなので気になっている方も多そう。注目度が高かったのか、しばらく行列が続いてます。近くに寄ったときに待ち人数1組だけだったので、これはチャンスと飛び込んで食べてきました。
「昔なつかしい昭和の味」と銘打ってますが、昔はこんな豪華じゃなかったと思います(笑) 私の記憶にあるいにしえのラーメンは、うっっっすい色のスープに黄色い麺とナルトが乗ってるアレです。ある日、父親と初めて訪れたラーメン店のラーメンがめっちゃ不味く、恐る恐る父親に不味いから残したいと伝えたら(昭和のオヤジなので残すのはもってのほかだった)、「ここはまずいな!」とお互い残した記憶があります。まあそんな話はさておき。
味の感想としては、うまいです。しょっぱいという噂でしたがそこまで塩っけは感じません。やや濃い目に見えるスープですが、意外にもあっさり。浮かんでいるのは背油ですが、プニプニしておらず、触感としてはよく煮込まれた油かすに似ています。そのせいか、全体的には油っぽさが後を引きますが、しゃきしゃきのネギとの相性は良いですね。個人的に昭和感はなく、NEO懐かしラーメンと言うべき感じです。尖がったラーメンではないので、お子様でも楽しめる一杯なのではないでしょうか。
ただナビゲーションに難あり。
発券機であらかじめ買うのですが、位置が高い。170cmの私でもそう思うので、女性は操作しにくいでしょう。おまけに画面が斜めになっているので太陽光をモロに受けており画面が見えません。これは早急に改善したほうが良いと思います。
あと行列ができているのは良いことですが、この時期だからこそ待機列の「距離を置く」は店員が指摘するべきだと思います。店内のカウンター席はきちんと区切りができており、片付けの際も消毒をきちんとされているほど意識は高いと思うので、待機列にも気を配っていただきたく思います。補足しとくと店員さんはみんな元気良くていい人でした。
と辛めなことも書きましたが、気軽に訪れるラーメン店だと思います。