大阪市福島区のローカルブログ「福島区在住」

阪神高速 淀川左岸線(第2期)で福島区はどうなる?【2020年10月現状】

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ホームセンターコーナン福島大開店あたりに高速道路が走るようになって早数年。私が海老江付近に住んでいた頃は工事が遅々として進んでおらず、廃墟のように高架だけがポツンと建っている光景でしたが、今ではこのジャンクションもすっかりと見慣れてしまいました。が、これは工事のまだまだ一部。

この高速道路は北港~門真までを結ぶ超巨大プロジェクトで、北港~海老江は淀川左岸線(第1期)として完成済ですが、淀川~大淀~豊崎は第2期として2018年度に着工、2026年の完成を目指してあっちこっちでゴリゴリ工事が始まっています。豊崎~門真は淀川左岸線延伸部という名称になっていてまだ計画段階です。

P6100022.jpg海老江8丁目の堤防付近から淀川駅に向かって。右手が淀川。2018年頃撮影。

この第2期工事は、福島区では海老江8丁目や3丁目の淀川沿いが対象になります。工事の概要をざっと見る限り、堤防自体を強固にしつつ、その堤防の中に高速道路を走らせる前代未聞の計画になっています。写真で言えば、この何もないところに右側の堤防が左に伸びて、その下に高速道路が走ります。上は緑化を行い、歩行者専用道になります。

また、写真の左奥にある狭い道路は淀川南岸線という名称で拡張されます。ここは現状車一台分くらいしか通れないのですが、裏道になっているのか車の行き交いが多く、個人的には危険スポットと思っていました。

淀川南岸線は阪神線淀川駅まで伸び、高架下をくぐり抜けて反対側まで抜けます。つまり一枚目の写真の所までシームレスに繋がります。これができることで、海老江付近の渋滞が緩和されるかもしれません。

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高速道路が地下になることで海老江換気所が建設されます。阪神淀川駅の北側で9月から工事が始まっていました。見ると地上5階建ての結構大きな建物になるようです。

P6100066.jpgなんか似てるなと思ったらあれだ、超時空要塞マクロス強攻型だ

コーナン付近で道路が寸断されているところに、堤防の下から上がってきた高速道路が接続されます。

聞くだけでも気が遠くなりそうな壮大な工事ですが、計画が立ち上がったのは1990年代で、実に30年近くも要しているプロジェクトです。もう一つ福島区が絡む大きなプロジェクトといえば、JRの新駅である北梅田駅・中之島駅が通るなにわ筋線工事もあり、福島区のあっちこっちで工事をやっていることになります。福島区がどう進化していくのか楽しみですね。

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