2021年9月1日、福島聖天通商店街にオープンしたいなり寿司専門店「iNaRi」。目の前にはすっかりと人気ベーカリー店になった「MILL」があるところで、にわかに新店ラッシュが続いている場所です。
こちらは福島2丁目にあるたこ焼き屋「多幸屋」さんの新業態だそう。以前紹介した、お昼のみカレーうどんのお店が食べられる「遊食樂酒 かた野」や、浄正橋交差点にある「バールトレド」など、さまざまな業態にチャレンジされている同社ですが、まさかいなり寿司専門店とは。
表の看板にはセット料金しか書いてないので不安でしたが、実際は1つずつバラ売りで買えます。
撮影許可を頂きました。こんなふうにぎっしりといなり寿司が並べてあるのはなかなかの壮観です。普通のいなり寿司は100円、炙りいなり寿司は110円(ともに税込)。
見た目がほとんど代り映えしないのでメニューだけ。ゆずいなりは120円(税込)。この黄色いシールを覚えておこう。
しょうがいなりは120円(税込)。ピンクのシール。
わさびいなりは120円(税込)。緑のシール。
迷ってしまう方のために、おまかせセット10個入り1100円(税込)なんてのもあります。こちらのほうがかなりお得ですね。
とりあえず今回は、ふつうのいなり✕2、炙り✕2、しょうがとゆずを1つずつ買ってみました。
こうやってパッケージにシールを貼ってくれるので、どれがどの味がわかるようになっています。シールの色はコレを意味していたのだよ(伏線回収)。
まずふつうのいなりを食べた感想ですが、素直にうまい! 変に甘ったるくもなく上品で、かといって味が薄いわけではなく、出汁がしっかりと効いています。炙りいなりは、焦げた香りが香ばしい…のですが、個人的には正直炙らなくてもいいかなと思ってしまいました(10円高いし)。
意外だったのはゆずとしょうが。ゆずは食べると柑橘系の香りがふわぁっと香り、夏の暑い時期にピッタリ。しょうがいなりは、しょうがはもちろんゴマがいい仕事してる一品。家族の中でも人気が高かったのはこのしょうが味でした。ぜんぜん味もきつくないのでお子様でもいけるかも。一つ一つはかなり小ぶりなので、なにかメインの食事と一緒に頂くか、少し小腹が空いたときに食べるといった使い方になると思います。いまはこれにプラスしてわさび味ですが、今後は他の味の展開もあるとのこと。コレは楽しみですね。
残念な点を言えば、お店が入りくいことですかね。外から中が見えにくい(ショーケースまでがやや距離がある)という意味と、車椅子などではやや重い扉を開けるのは困難という意味で。これならショーケースを商店街側に出したほうが、誰もが買いやすくて良かったんじゃないかなと思います。
なんてことも書きましたが、また近いうちに買いに行きたいと思います。