JR西日本の一部の駅では、2023年3 月31 日から「ホーム安全スクリーン」の使用が開始されています。プレスリリースによると「ホーム上の屋根等に取り付けたセンサーにより、お客様の転落を検知して速やかに列車を止めるシステム」なんだそう。
この屋根に付けられた黒い装置がセンサー。人が線路に転落などをすると、非常灯が作動するとともに駅係員に異常が通報される仕組みなんだそうです。
じつはここ大阪環状線福島駅は試験駅として2021年から導入されており、このたび2023年3月に本格稼働。他には茨木駅・放出駅でも使用が開始されています。
2023年度には他の駅にも順次導入され、東西線の海老江駅も上期に着手予定になっています。
※2023年4月1日時点の料金表(東西線海老江駅にて)
これらはJR西日本が掲げるバリアフリー設備整備の一環ですが、鉄道駅バリアフリー料金制度が使われています。平たく言うと、運賃にバリアフリー対策の料金が含まれるようになる=運賃が高くなることになります。2023 年 4 月 1 日から料金が収受されており、一回の乗降に対して10円が加算されるようになりました。もちろん定期でもその分高くなっています(学生定期は据え置き)。ICOCAなどを使ってると運賃の値上げに気付かないこともあるので、一度チェックしておきましょう。