吉野1丁目住宅街の一角にある台湾・中華料理「故郷」。昨年までは建て替えにより休業されていましたが、2021年2月頃から徐々にオープン、2021年3月6日にグランドオープンとなりました。といってもメインはランチで、夜はまだ予約必須のコースのみとなっています。
日替わりランチメニューはこんな感じ。油淋鶏や回鍋肉、八宝菜、酢豚、青椒肉絲が日替わりになっており、定番としてラーメンとチャーハンのセットがあります。
まずは月曜日と木曜日にある油淋鶏定食。普通は白ご飯ですがルーローハンにチェンジ(+100円)。
油淋鶏うま~~~! 見た目通りサックサク越えてザックザク! 甘酢は全然酸っぱくなく甘辛で、しっかり下味が付いた鶏肉でご飯が進みます。これはマジで美味い!
ルーローハンは現地台湾ではやや匂いがキツイものがあるようですが、こちらのはそこまで癖が無いタイプ。しっかりとソースがご飯にまで掛けられていて満足度が高い一杯になっています。
回鍋肉定食。野菜たっぷり! そういえばスープも日替わりになっていて、この日はあっさりした出汁に揚げたオニオンがかけられた変わったスープでした。中に入っている白いのは魚のすり身だと思います。ちょっとかまぼこっぽい。
回鍋肉のお肉はブロック肉。バラ肉も良いけど、ブロック肉のほうが濃い味付には合うんですよね。これまた美味い!
これは水曜日と金曜日の唐揚げ定食。でっかい唐揚げがたっぷり。不味いわけないやん。
火曜日と木曜日のチャンポン。あんまりチャンポンを出してくれるお店ってない気がします。家ではわりとしょっちゅう食べてるのですが、これに関しては普通に美味いという感じ。
この茶色い卵は、「茶葉蛋(チャーイエダン)」という香辛料などで煮込んだ卵。日本ではあまり見かけませんが、台湾ではめっちゃメジャーな食べ物なんだそうです。卵好きの妻曰く「美味かった……」。味はエスニックな煮卵というかんじで、漢方が効いてる感じです。
単品追加で注文できる餃子! ニンニクが効いてる? これはタレなしでも十分うまい~。
外観はめっちゃシンプルでですが、これぞ町中華・町台湾といった趣。ぜひぜひ行ってみてください。全メニュー制覇するぞ。